金正日総書記誕生75周年を祝賀し
国際金正日賞理事会メンバーらが訪朝


 金正日総書記誕生75周年を迎える2月16日を前後し、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長一行、国際金正日賞理事会のムケシュ・シャルマ書記長一行、同じく理事であるヘンリー・マシコ・ウガンダ大統領室教養部長、同じく理事であるアレクサンドル・プロハノフ・ロシア紙「ザフトラ」責任主筆一行が訪朝しました。
 平壌は、金正日総書記誕生75周年慶祝中央報告大会をはじめ金正日花祝典、花火打ち上げなど祝賀ムードに包まれていました。
 一行らは、万寿台の丘にある金日成主席と金正日総書記の銅像に献花し、錦繍山太陽宮殿、万景台の金日成主席の生家を訪れました。
 また第21回金正日花祝典場を訪れ、国立サーカス劇場でおこなわれた公演「2月の歓喜」を観賞し、科学技術殿堂を参観しました。

国際金正日賞 チュチェ思想国際研究所事務局長に授与

 2月15日、国際金正日賞授与式がおこなわれ、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長に国際金正日賞が授与されました。
 国際金正日賞は、国と民族の自主性のための闘争、世界の自主化と平和の実現、人類史的文化の発展に優れた寄与をしたすべての国の政界、学界、経済界の著名な人士に授与される国際的な賞です。
 授与式には金永南・朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会委員長と金日成総合大学総長兼高等教育相である太亨徹・朝鮮社会科学者協会委員長、チュチェ思想国際研究所事務局長一行、国際金正日賞理事会メンバーが参加しました。

世界のチュチェ思想研究者の誇りであり喜び

 国際金正日賞理事会を代表し、同理事会書記長でアジア・チュチェ思想研究所書記長のムケシュ・シャルマ氏が祝賀演説をおこない、つぎのように述べました。
 わたしは金正日総書記の誕生日に際して、チュチェの祖国である朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌で、チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一先生が国際金正日賞を受賞されたことを嬉しく思い、心からお祝いします。
 事務局長は人間中心の指導思想であるチュチェ思想に魅了され、チュチェ思想の研究普及活動に自分のすべてを捧げて精力的に活動し、日本の自主化と国家間の平和と友好、団結のための活動に大きく寄与されました。
 この度、先生が国際金正日賞を授与されたことは、ご本人ばかりでなく全世界のチュチェ思想研究者の誇りであり喜びであります。
 尾上健一事務局長は国際金正日賞を受賞した喜びのなかで、今後もチュチェ思想研究普及活動に邁進していくと決意を表明しました。

国際金正日賞理事会が宴会

 2月16日には、国際金正日賞理事会主催の宴会が催されました。
 宴会には、金己男・朝鮮労働党中央委員会副委員長、太亨徹・朝鮮社会科学者協会委員長、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長一行、国際金正日賞理事会メンバーらが参席しました。

進歩的人民への大きな励まし

 宴会では太亨徹・朝鮮社会科学者協会委員長がつぎのように挨拶しました。
 尾上健一事務局長が金正日同志の尊名を冠した賞を授与されたことは、2月の祝日を意義深く慶祝しているわが人民と世界の進歩的人民の喜びを増幅させています。
 金正日同志は優れた英知と卓越した思想理論活動によって、チュチェ思想を全面的に発展豊富化し先軍革命指導によって、朝鮮の国力を最高の境地に至らしめ、反帝自主偉業を力強くおしすすめて世界の平和と安全、自主化偉業の実現に出色の貢献をしました。
 わたしは、尾上健一先生に金正日同志の尊名を冠した国際金正日賞が授与されることにより、国と地域の自主的発展と平和のために、帝国主義の支配と干渉に反対してたたかう全世界のチュチェ思想研究者と進歩的人民を大きく励ましていると思います。
 わたしは、この機会を借りて国際金正日賞をもっとも尊厳あり、権威のある国際的な賞として発展させるための国際金正日賞理事会の努力と活動を評価しつつ、今後理事会の活動において、より大きな成果があることを確信いたします。

世界各国から祝電

 チュチェ思想国際研究所事務局長が国際金正日賞を受賞したことにたいして各国のチュチェ思想研究者から祝電メッセージが寄せられました。
 祝電を寄せたチュチェ思想研究者は以下の通りです。
 チュチェ思想国際研究所理事長のラモン・ヒメネス・ロペス氏、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会書記長のマッテオ・カルボネリ氏、ドイツ金日成著作・金正日著作研究会会長のトルステン・シュバイツ氏、イギリス・チュチェ思想研究会会長のダーモット・ハドソン氏、スイス・チュチェ思想研究会会長のマーティン・レッチャー氏、ブルガリア金日成金正日主義研究会会長のリュードミルフ・コスタディノフ氏、朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会書記長のギュ・デュプレ氏、ルーマニア・チュチェ思想研究全国委員会委員長のヴァシレ・オルレアヌ氏、スペインのチュチェ思想研究会会長のミケル・ビバンコ氏、アジア・チュチェ思想研究所理事長のハリシュ・グプタ氏、スリランカ自力更生研究学会会長のW・A・ドミンドゥワルダネ氏、インド金日成金正日主義研究会会長のスレシュ・パタク氏、ベナン・チュチェ思想研究会全国委員会委員長のヘスー・コホビ氏、ウガンダ・チュチェ思想研究会会長のマヤンバラ・ローレンス氏、ナイジェリア金日成金正日主義研究全国委員会委員長のアルハッサン・マンマン・ムハンマド氏です。
 世界各国のチュチェ思想研究者は国際金正日賞が授与されたことを自分のこととして受けとめているのです。
 日本と世界のチュチェ思想研究者は、金正恩委員長とともに自主偉業の勝利のためにたたかっていく決意を新たにしています。

平壌市内で種々の祝賀行事

 金正日総書記誕生75周年を祝賀して、平壌市内ではさまざまな祝賀行事が催されました。
 「光明星節慶祝」の看板、色とりどりのフラッグが街並みを彩るなか、党創建記念塔や凱旋門広場、そして平壌大劇場前広場では、軽快な音楽に合わせ、華やかなチョゴリを身にまとった青年たちによる舞踏会がひらかれました。
 スケート館では「第25回白頭山賞国際フィギュア祝典」、水泳館ではシンクロナイズドスイミングのエキシビションがおこなわれるなど、多くの市民、外国観光客でにぎわいました。
 2月14日から21日にかけて、金日成花・金正日花展示館で「第21回金正日花祝典」がおこなわれました。16日には約10万人の観覧者が訪れました。