革命発展の要求に即して三大革命赤旗獲得運動に
根本的な転換をもたらそう

― 第4回三大革命赤旗獲得運動先駆者大会の参加者に送った書簡 ―

2015年11月20日
金 正 恩

 歴史的な朝鮮労働党第7回大会をわが党の歴史に特記すべき革命の最盛期として迎えるという党の戦闘的呼びかけにこたえて全党、全軍、全人民が敢然と立ち上がり、総攻撃戦を果敢にくりひろげている激動の時期に、三大革命赤旗獲得運動開始40周年に際して第4回三大革命赤旗獲得運動先駆者大会が開かれることになります。
 第4回三大革命赤旗獲得運動先駆者大会は、革命発展の要求に即して三大革命赤旗獲得運動の炎をさらに燃え上がらせ、社会主義強盛国家の建設を力強くおしすすめるうえで重要な契機となるでしょう。
 金日成主席と金正日総書記はみずから三大革命赤旗獲得運動を発起し、革命と建設のすべての分野で思想、技術、文化の三大革命を力強くくりひろげるよう賢明に指導し、チュチェの革命偉業、社会主義強盛国家建設偉業の遂行において不滅の業績をきずきました。
 金日成主席は史上初めて、社会主義制度が確立した後も思想、技術、文化の分野で革命をつづけなければならないという思想をうちだし、三大革命を社会主義建設の戦略的路線として提示するとともに、それを実現するための大衆運動として三大革命赤旗獲得運動をみずから構想しました。三大革命赤旗獲得運動は千里馬作業班運動の深化発展であり、三大革命の遂行と大衆運動を有機的に結合して人間改造と社会主義建設に画期的な転換をもたらした歴史的出発点でした。
 金正日総書記は金日成主席の崇高な志を体して三大革命赤旗獲得運動の火を点じ、精力的に指導して思想・技術・文化革命の遂行で輝かしい成果をおさめました。こんにち朝鮮人民が高い自主的尊厳をもつ革命の主体となり、わが祖国が政治思想強国、世界的な軍事強国としての威容を万邦にとどろかせ、知識経済強国、文明国の建設にむけて力強く前進することができたのは、金正日総書記が三大革命赤旗獲得運動をチュチェの革命偉業遂行の強力な武器とし、賢明に導いてもたらされた貴い結実です。
 わたしは、党と領袖へのかぎりない忠誠心をもって三大革命赤旗獲得運動を力強くくりひろげ、富強な祖国建設に大いに寄与したすべての大会参加者と全国の三大革命旗手、先軍時代の功労者に、朝鮮労働党の名であつい感謝と戦闘的な挨拶をおくります。
 こんにちわれわれには、チュチェ革命の新しい時代の要求に即して三大革命赤旗獲得運動に革命的な転換をもたらし、一日も早く社会主義強盛国家を建設すべき重大な課題が提示されています。  三大革命赤旗獲得運動は強盛国家建設の強力な推進力であり、チュチェの革命偉業の最終的勝利を早めるための威力ある武器です。
 強盛国家建設のための闘争は本質において、思想、技術、文化のすべての分野を金日成金正日主義の要求どおりに改造していくための闘争です。
 人民の夢と理想を全面的に実現するためのもっとも高い目標をかかげ、前人未踏の雪道をかきわけて偉大な創造と変革をもたらしていく強盛国家建設の過程は、その主人である人々を、チュチェ思想、先軍思想を骨の髄まで体質化した真の革命家、精神力の強者に育てあげる過程であり、科学技術の威力によって人民経済の飛躍的発展をなしとげ、最上の文明を最高の水準で創造するための闘争過程です。思想・技術・文化革命を力強く展開してこそ、政治思想強国、軍事強国、青年強国の威力を百倍、千倍にし、経済強国、文明強国の目標を最大限くりあげて達成することができます。
 金日成主席と金正日総書記が独創的にうちだし具現してきた思想、技術、文化の三大革命路線は、昨日も今日も明日も永遠な生命力をもつ百戦百勝の旗じるしであり、社会主義建設でわが党が堅持していくべき総路線です。
 こんにち帝国主義反動層は、強盛国家の建設をめざすわが人民の闘争をはばもうとして前代未聞の反共和国圧殺策動をつづけています。帝国主義反動層との対決は、もっともすぐれたわれわれの思想と文化を固守し輝かせ、チュチェの科学技術の威力を全面的に強化して、政治と軍事、経済と文化の各分野で資本主義を圧倒しうち負かすためのたたかいです。思想、技術、文化の三大領域で革命の旗を高くかかげて継続前進、継続革新していくとき、白頭山できりひらかれたチュチェの革命偉業、先軍革命偉業はあらゆる挑戦と試練をはねのけて、たえず生々発展することができます。いまこそ思想、技術、文化の三本の赤旗をより高くひるがえし、資本主義にたいする社会主義の決定的勝利をおさめ、時代と歴史のまえに担っている朝鮮革命家の重大な使命と任務をまっとうすべき責任重大な時期です。
 思想、技術、文化の三大革命路線をあくまで貫徹して最終的勝利を早めるためには、三大革命赤旗獲得運動に革命的な転換をもたらさなければなりません。
 三大革命赤旗獲得運動は、全社会を金日成金正日主義化するというわが党の最高綱領をそのまま闘争スローガンとしているもっとも高い形態の運動であり、全国の人民が参加する全人民的な大衆運動です。
 三大革命赤旗獲得運動には、革命そのものを人民にたいする熱烈な愛とし、人民を偉大な存在に育て、彼らの自発的熱意と創造的知恵をあますところなく発揮させて革命と建設をすすめるというわが党の崇高な人民重視思想が秘められており、革命の前途に難関と試練がかさなるほどまっすぐつきすすむ攻撃精神と不屈の意志をもって継続革新、継続前進していく白頭の赤旗精神が集大成されています。
 思想、技術、文化の分野で一大変革をおこし、最終的勝利の早道をひらくうえで三大革命赤旗獲得運動ほど実効性が高く威力ある運動はありません。
 われわれは三大革命赤旗獲得運動をいっそう力強く展開して、社会の全構成員を真の金日成金正日主義者に育てあげ、朝鮮革命の政治軍事陣地を鉄のごとくかため、経済強国建設と文明国建設をおしすすめて、この地に国力が強く、あらゆるものが栄え、人民がこの世にうらやむことなく暮らす社会主義強盛国家を建設しなければなりません。
 しかしいま三大革命赤旗獲得運動は時代の発展と党の要求にかなった相応の水準でおこなわれていません。
 三大革命赤旗獲得運動で人々の思想改造や生産よりも整備などにかたよる傾向が克服されておらず、一部の単位では条件を口実に敗北主義におちいり、三大革命赤旗獲得運動を積極的に展開していません。三大革命赤旗獲得運動にたいする党の指導も発展する現実の要求に追いつかず、図式と枠にはまって形式的におこなわれる傾向がなくなっていません。そのため、いま三大革命赤旗獲得運動の生命力が十分に発揮されていません。
 三大革命赤旗獲得運動であらわれている傾向を克服し、この運動に革命的な転換をもたらして、金日成主席と金正日総書記の革命業績を固守し輝かせ、強盛国家建設の勝利を早めるというのがわが党の意図であり、この大会を開いた目的もまさにここにあります。
 すべての党組織は党の意図をよく知り、三大革命赤旗獲得運動を新たな高い段階でいっそう力強くくりひろげなければなりません。
 最終的勝利をめざす総攻撃戦が展開されている時代の要求に即して、思想・技術・文化革命の遂行における課題を明確に定め、その実行のための三大革命赤旗獲得運動を攻勢的にくりひろげなければなりません。
 思想革命を確固と優先させるのは、三大革命の遂行においてわが党が一貫して堅持している根本原則です。
 わが党はチュチェの革命偉業遂行の全過程において、思想をもっとも強力な革命の武器とし、思想の力によって革命と建設を勝利へと導いてきました。白頭の密林にひるがえっていた革命の赤旗が少しも色あせず、こんにちも社会主義の旗じるしとして力強くひるがえっているのはわれわれが終始一貫思想を重視してきたからです。思想が色あせれば赤旗が色あせることになります。われわれは思想活動に革命の勝敗、国の前途がかかっているということを銘記して、思想革命にひきつづき大きな力をそそがなければなりません。
 現在、思想革命の遂行におけるもっとも重要な課題は、社会の全構成員を白頭の革命精神、白頭の烈風精神を体質化した真の金日成金正日主義者に育てあげることです。こんにちわれわれが言う金日成金正日主義者とは、領袖の思想と偉業にたいするかぎりない忠誠心と人民にたいする滅私奉仕精神を胸にきざみつけ、不屈の革命的信念と意志をもってチュチェ革命の最終的勝利のために最後までたたかう精神力の強者です。
 党組織は、党員と勤労者を白頭の赤い革命精神、白頭の烈風精神を体質化した真の金日成金正日主義者に育てあげることに主眼をおいて思想活動を強力にくりひろげなければなりません。
 偉大性教育を基本とする五大教育を着実におこなうべきです。
 偉大性教育と金正日愛国主義教育、信念教育、反帝階級教育、道徳教育は、人々の胸に革命的領袖観と熱烈な祖国愛、不屈の信念と徹底した階級意識、高尚な道徳観をしっかり植えつける思想のかなてこ、ハンマーだと言えます。  党組織は、五大教育をさまざまな形式と方法で力強くおこなって、すべての幹部と党員と勤労者を、金日成主席と金正日総書記をチュチェの太陽として永遠に高くあおぎ、領袖の遺訓と党の政策を決死貫徹する不屈の前衛闘士、不変の信念と徹底した反帝階級意識をもって祖国の富強繁栄と人民の幸せのために、一身をろうそくのように燃やす信念と道徳の強者に育てあげなければなりません。
 党組織は、思想活動を自分の単位の特性と実情に即して斬新かつ活発におこなうことに力をいれるべきです。
 革命事績教育室と沿革紹介室をはじめ教育拠点をりっぱにととのえ、それを通じての教育に力をいれて、幹部と党員と勤労者が自分の部門と単位に秘められている金日成主席と金正日総書記、党の指導業績をよく知るようにし、党と領袖に忠実にしたがってきた革命先輩のりっぱな模範に見習うようにしなければなりません。そうして、自分の単位を党中央委員会の庭とみなしてつねに党と心のうちを語りあい、党の思想貫徹戦、党の政策擁護戦で白玉のような愛国衷情をつくすようにすべきです。思想教育を一つおこない、鼓舞活動を一つおこなうにしても、自分の単位の従業員の職業上の特性と準備程度に即しておこない、機械や田畑をはじめ戦闘現場で火線式政治活動によって大衆の心を動かさなければなりません。
 党組織は集団主義の威力を強化することに思想活動を指向させるべきです。
 社会主義思想は集団主義思想であり、三大革命赤旗獲得運動の生命力がいかに発揮されるかは党の思想で完全武装した集団の団結の威力によって決定されます。集団の全構成員がたがいに心と力をあわせてこそ、思想改造活動で画期的な前進がとげられ、大衆の精神力が技術革命と文化革命の遂行をうながす威力ある力となりえます。
 自分よりも同志と集団をさきに思い、たちおくれた人々を教育改造し、集団的革新をおこした千里馬時代と社会主義大建設時期の集団主義精神を現代の要求に即してさらに昇華させて、三大革命赤旗獲得運動の歴史を新しくつづろうというのがわが党の意図です。
 党組織は、党と領袖への忠実性にもとづく集団の思想意志の団結と革命的同志愛を高く発揮させることに力をいれて、すべての幹部と勤労者を、たがいに助け導きあいながら党があたえた革命課題を党が定めた時間に、党が求める水準であくまで貫徹する衷情の人間に育て、集団的革新によってわれわれの時代の偉大な大衆的英雄叙事詩をくりひろげるようにすべきです。これとともに、大衆の団結した力によって社会生活のはしばしにあらわれる利己主義と非社会主義的な傾向を一掃し、社会主義の本態にかなった思想生活気風、道徳的紀綱を全面的に確立するためのたたかいを力強く展開すべきです。
 すべての部門、すべての単位で科学技術を生命線とし、わが国の実情に即して生産工程と経営管理の現代化、情報化を積極的におしすすめることは、こんにち技術革命の遂行において提起される重要な課題です。
 われわれは、現代科学技術を原動力とし、先端産業を柱とする知識経済の土台をきずき、人民経済の主体化、現代化、科学化、情報化を高い水準で実現しなければなりません。
 工場、企業の党組織は、科学的な見積もりにもとづいた企業戦略、経営戦略を正しく立て、生産工程と経営管理の現代化、情報化をおしすすめるようにすべきです。工場、企業を現代化するうえで重要なのは、外国の技術を導入した現代化、外国の設備をそのままおきかえる現代化ではなく、われわれの主体的力量とわれわれの技術、われわれの設備にもとづく現代化を実現することです。みずからの科学技術開発陣をしっかりかため、科学教育機関の科学者、研究者との創造的協力を強めて、設備と原料、資材の国産化の比重を高め、既存の生産土台をいっそう強固にし、設備と生産工程をたえず改善しなければなりません。
 農業部門の党組織は、技術革命を力強くおしすすめて党の農業革命方針をあくまで貫徹し、科学的農業、科学的畜産の炎を強く燃えあがらせ、農業の総合的機械化を実現しなければなりません。
 技術革命の生命力は、国家人民経済計画と自分の単位にあたえられた基本革命課題を円滑に遂行することであらわれなければなりません。すべての単位は自力更生、刻苦奮闘の革命精神と現代科学技術の威力にもとづいて生産と建設でたえまない飛躍と革新をとげ、党があたえた革命課題を徹底的に遂行することにより、富強な祖国建設と人民の生活向上に積極的に寄与しなければなりません。
 労働党時代の新しい文明開化期がひらかれているこんにちの現実は、文化革命の遂行に拍車をくわえるなら、朝鮮式の社会主義文明国をちかいうちに建設することができるということを示しています。
 こんにちわが国にきずかれている数多くの建造物と誇るべき創造物には世界がうらやむ最高の文明が映っており、人々の文化生活水準は日ましに高まっています。われわれは「最上の文明を最高の水準で享受させよう!」というスローガンを高くかかげて文化革命をさらに力強くおしすすめ、われわれの力で世界に誇るにたる社会主義文明国を建設しなければなりません。
 党組織は科学技術普及室をりっぱにととのえ、工場大学をはじめ働きながら学ぶ教育システムの優越性をあますところなく発揮させるためのたたかいを力強く展開して、幹部と勤労者を自分の部門と分野に精通し、多方面的な知識を身につけた真の革命的人材に育てあげ、党の全人民科学技術人材化の方針を貫徹しなければなりません。
 すべての部門、すべての単位では工場と職場、町と村を新世紀の要求に即してその単位と地方の特性が生かされながらも遠い将来にも遜色のない社会主義の理想郷につくるべきです。植樹運動を力強くくりひろげて国の山を青々と生いしげるようにし、自分の単位、自分の故郷を樹林化、園林化、果樹園化しなければなりません。
 党のスポーツと芸術の大衆化方針をあくまで貫徹して、どこでも歌や踊り、多彩なスポーツ活動でにぎわうようにし、情勢が緊迫化し、試練と難関がかさなるほど革命の陣太鼓をさらに強くうち鳴らして集団のなかに楽天的な闘争気風、生活気風がみなぎるようにしなければなりません。
 党員と勤労者、とくに青年のあいだで異質な生活風潮を極力排し、社会主義的かつ民族的な生活様式を確立しなければなりません。
 三大革命赤旗獲得運動を大衆自身の活動に確固ときりかえることは、思想・技術・文化革命を力強くおしすすめる根本要求です。
 大衆運動の生命力は、それが大衆自身の運動になるようにすることにあります。
 党組織は、幹部と党員と勤労者に、三大革命赤旗獲得運動を強力にくりひろげることはすなわち金正日総書記の遺訓を貫徹する活動であり、自分の幸福を自分の手でつくりだすための張り合いのあるたたかいであるということを深く認識させて、誰もがこの運動に主人らしく、こぞって参加するようにしなければなりません。
 党組織は三大革命赤旗獲得のための段階別目標を、大衆の意思を十分に反映して現実的要求にあうように立て、順序を正しく定め、可能なことから一つひとつきちんと遂行するように組織政治活動を綿密におこない、誰もが自信をもって積極的に立ち上がるようにすべきです。これとともに、勤労者にりっぱな活動条件と生活条件を保障することを、大衆をふるいたたせるための重要な問題としてとらえて力強くおしすすめ、大衆の意気込みをもりたてるべきです。
 三大革命赤旗獲得運動の炎を強く燃えあがらせるための宣伝鼓舞活動を攻勢的に展開し、集団的競争熱風をまきおこして社会の雰囲気をいちだんと高揚させなければなりません。
 政治的評価と物質的評価を正しくおこなうのも、大衆を三大革命赤旗獲得運動に自発的に参加させる重要な方途の一つです。党組織は、三大革命赤旗を獲得した単位の勤労者が錦繍山太陽宮殿を訪れ、革命課題の遂行でおさめた自分たちの成果を金日成主席と金正日総書記に直接報告する活動も政治的意義があるように綿密に手配し、彼らをピョンヤン見学や革命戦跡、革命史跡の踏査にも優先的に送るべきです。これとともに、三大革命遂行のためのたたかいで点検され、きたえられた中核を入党させ、表彰もして大いにおしたて、彼らがつねに三大革命赤旗獲得運動で先駆者の栄誉を輝かせるようにすべきです。三大革命赤旗を授与された単位と三大革命旗手にたいする物質的評価をおこなう必要もあります。
 三大革命赤旗獲得のためのたたかいで党と領袖の指導業績が秘められている単位が機関車の役割を果たさなければなりません。
 典型単位をおしたて、それを通じて活動全般を力強くおしすすめるのはわが党の伝統的な指導方式です。われわれは三大革命赤旗獲得運動で現地指導単位を典型単位としておしたて、それを手本にして運動全般にわたって飛躍と革新をおこさなければなりません。
 現地指導単位の党組織は、金日成主席と金正日総書記の現地教示を貫徹することを生命線とし、三大革命の炎を強く燃えあがらせて思想、技術、文化のすべての面で手本となるようにすべきです。現地指導単位の幹部と勤労者は、金日成主席と金正日総書記の偉大な足跡がありありとしるされている栄光の職場で働く栄誉と誇りを胸に秘め、三大革命赤旗獲得のためのたたかいで高い革命的熱意と創造的積極性を発揮しなければなりません。
 各級党委員会と行政経済機関は、指導業績単位が三大革命の遂行において先頭に立つよう極力援助しなければなりません。
 指導業績単位は金日成主席と金正日総書記がすすむべき方向と方途を明示したので、少し関心をはらえば、十分三大革命の先頭に立つことができます。
 各級党委員会と省、中央機関、各道・市・郡では現地指導単位を正しく導いて、金日成主席と金正日総書記の革命事績が秘められているすべての単位が三大革命赤旗を獲得するようにすべきです。党委員会は、人民の生活向上を最高の重大事とした党の意図に即して生産部門の現地指導単位に特別な関心をはらわなければなりません。三大革命赤旗を獲得した単位がつづけて二重、三重三大革命赤旗を獲得するよう党の指導を綿密におこない、指導業績単位が強盛国家建設と人民の生活向上のためのたたかいをうながす推進器になるようにすべきです。
 三大革命赤旗獲得運動で勤労者団体組織と行政経済機関、三大革命グループの役割を強めなければなりません。
 三大革命赤旗獲得運動はわが党の総路線を貫徹するためのたたかいであるため、党組織だけでなく、すべての勤労者団体組織と行政経済機関が立ち上がってこそ成果をあげることができます。
 勤労者団体組織はすべての同盟員を三大革命赤旗獲得運動にふるいたたせるための政治活動を力強く展開して、みなが一心同体となり集団的革新によって自分の単位の三大革命遂行に転換をもたらすようにすべきです。とくに青年同盟組織は、青年が三大革命赤旗獲得運動の先頭に立って突破口をきりひらく尖兵、突撃隊になるようにし、三大革命を力強くくりひろげる過程を通じて彼らを朝鮮労働党の政治的後続部隊、青年強国の頼もしい主人公として育てあげるべきです。
 行政経済機関は党委員会で討議決定したとおりに三大革命遂行のための手配を綿密におこない、一つひとつ計画を立ててきちんと実行し、三大革命グループは当該単位の生産工程と設備の技術改造、現代化を極力おしすすめて白頭の烈風精神、「一気に」の気概がみなぎるこんにちの総進軍で三大革命赤旗獲得運動の生命力が誇示されるようにすべきです。
 勤労者団体組織がおこなう各種の大衆運動も三大革命赤旗獲得運動と結合して着実にくりひろげるようにすべきです。すべての大衆運動はその内容と形式、対象は異なりますが、根本目的はいずれも思想、技術、文化の三大革命をおしすすめて金日成主席と金正日総書記の遺訓と党の政策を貫徹するためのものです。したがって、勤労者団体組織は各形態の大衆運動を三大革命をよりりっぱに遂行することに指向させて力強くくりひろげなければなりません。
 党組織は勤労者団体組織がくりひろげている大衆運動の実態をいま一度具体的に検討し、偏向を正してこれらの運動が三大革命の遂行にあくまで寄与するようにしなければなりません。
 先軍時代の功労者の模範を見習う運動を力強くくりひろげて三大革命赤旗獲得運動に活力を吹きこむべきです。先軍時代の功労者の模範を見習う運動は、模範による感化教育方法で党員と勤労者の心のなかに党への忠誠心と熱烈な愛国心、自力更生、刻苦奮闘の革命精神を植えつけて、彼らを領袖の遺訓貫徹戦、党の政策擁護戦にふるいたたせるための大衆運動です。党組織は、先軍時代の功労者の模範を見習う運動を強力に展開して、金正日愛国主義を胸に秘め、経済強国建設と人民の生活向上のための主要部門で愛国的熱意と献身性を大いに発揮する愛国者、偉勲者がより多く輩出するようにし、この運動が三大革命赤旗獲得運動を改善強化するのに極力寄与するようにしなければなりません。
 党委員会の役割を決定的に強めるのはこんにち、三大革命赤旗獲得運動に革命的な転換をもたらすための確固たる保証です。
 三大革命赤旗獲得運動は党が直接掌握して組織し指導する大衆運動であるため、当然党委員会が全的に責任をもって力強くおしすすめなければなりません。
 各級党組織は三大革命赤旗獲得運動を党委員会あげての活動として確固と転換させなければなりません。三大革命赤旗獲得運動と関連する活動を党委員会が直接設計し作戦を立て、すべての部署と党組織を動かして力強くおしすすめるべきです。各級党委員会の部署は、三大革命赤旗獲得運動と関わる問題においては自分の仕事や人の仕事というものはないという観点と立場をもち、とくに組織部、宣伝扇動部、勤労者団体部をはじめ当該部署間の提携作戦と共同作戦を綿密におこなうべきです。
 各級党委員会の宣伝扇動部の役割を抜本的に強めなければなりません。
 宣伝扇動部は三大革命赤旗獲得運動を直接担当して指導する党委員会の主管部署です。
 宣伝扇動部は三大革命赤旗獲得運動を統一的に掌握し計画的かつ戦闘的におしすすめて、全国が三大革命赤旗獲得運動でわきたつようにすべきです。宣伝扇動部は三大革命赤旗獲得運動の現状を具体的に分析し、党の求める水準にひき上げるための具体的な計画と正しい実行対策を立てるべきです。下部にたいする指導を深化させてあらわれた偏向を適時に是正し、決議目標を達成した単位にたいする推薦と判定を党の原則に立って責任をもっておこなわなければなりません。
 宣伝扇動部は三大革命赤旗獲得運動を直接うけもつ活動家の陣容をかため、彼らの政治的実務的水準を決定的に高めるようにすべきです。各時期に提示される党の政策に精通し、高い現代科学技術知識と豊かな文化情緒生活知識を身につけるようにし、指導能力をたえず改善するための対策を立てるべきです。各級党委員会は、この部門の活動家を展開力と決断力のある人でかため、一定の期間定着させなければなりません。これとともに、三大革命赤旗獲得運動にたいする党の指導をよりりっぱにおこなえるように機構職制をあらためる問題も検討して必要な対策を立てるべきです。
 各級党委員会の責任幹部が三大革命赤旗獲得運動にたいする指導において各自の革命的本分をまっとうするようにすべきです。
 三大革命赤旗獲得運動にたいする幹部の態度問題は金正日総書記の遺訓にたいする観点と立場に関する問題であり、革命をつづけるか否かという深刻な政治的問題です。
 各級党委員会の責任幹部は三大革命赤旗獲得運動を直接掌握して指導する指揮官です。
 各級党委員会の責任幹部は当然、三大革命赤旗獲得運動に根本的な転換をもたらすためのたたかいの先頭に立つべきであり、三大革命遂行の誇るべき成果をもって党に自分の忠実性を検証してもらうべきです。党の責任幹部は三大革命赤旗獲得運動に革命的な転換をもたらすという党の意図を胸に深くきざむべきであり、それを貫徹するための活動を直接掌握し、革命的におしすすめるべきです。党の責任幹部は自分の単位の三大革命赤旗獲得運動の現状と推進状況をつねに手にとるように知っていなければならず、提起される問題を能動的に処理し、適時に正さなければなりません。三大革命赤旗獲得運動を直接指導する活動家の水準と能力を高めるための活動も積極的に助けるべきです。党の責任幹部は三大革命赤旗獲得運動がくりひろげられる戦闘現場にたびたびでむいて実態を確かめ、対策を立てることを生活化しなければなりません。
 さしあたって、朝鮮労働党第7回大会を契機に三大革命赤旗獲得運動の炎をさらに燃えあがらせるための組織政治活動を力強くおこなって、第7回党大会を三大革命遂行の誇るべき成果をもって迎え、わが党と祖国の歴史に永遠にしるされる歴史的な大会として輝かせるのに大いに寄与しなければなりません。
 三大革命赤旗獲得運動は朝鮮労働党総書記である金正日総書記が党組織を信頼して直接あたえた戦闘課題です。
 わたしは、みなさんが三大革命赤旗獲得運動を力強くくりひろげるという金正日総書記の遺訓と党の意図を心にうけとめ、思想、技術、文化の三大革命の遂行で先駆者の栄誉をひきつづきとどろかせ、全国に三大革命赤旗獲得運動の熱風をまきおこすうえで火種になり、のろしになることを期待します。
 各級党組織と党員と勤労者は、党の意図に即して三大革命赤旗獲得運動に革命的な転換をもたらして、金日成主席と金正日総書記の不滅の業績を固守しさらに輝かせ、チュチェ革命の最終的勝利を早めなければなりません。