

2月8日、メキシコシティの下院国会会館において

セミナーには、チュチェ思想国際研究所理事長でラテンアメリカ・チュチェ思想研究所理事長であるラモン・ヒメネス・ロペス氏、メキシコ下院議員のルシオ・デ・ヘスス・ヒメネス氏、メキシコ州議会議員でラテンアメリカ・チュチェ思想研究所書記長であるエレアサル・ルビオ・アルダラン氏、自主をめざすラテンアメリカ青年運動委員長であるアンドレア・サラテ・フエンテス氏、メキシコ
日本からはチュチェ思想国際研究所の
今回のセミナーは、昨年7月1日におこなわれたメキシコ大統領選挙と国会議員選挙、地方議会選挙でMORENAが歴史的勝利をおさめたことをうけて開催されたものでした。
セミナーはラモン・ヒメネス・ロペス理事長がいかに積極的にチュチェ思想研究普及活動をおこない、組織力を発揮しているかを示していました。
メキシコにおけるチュチェ思想の研究と実践は、世界のなかでもっとも模範的なものであるといえます。
青年セミナーが開かれる
“自主的なラテンアメリカを建設するために”

2月9日、MORENAの事務所で青年セミナーがおこなわれ、チュチェ思想国際研究所のラモン・ヒメネス・ロペス理事長、
セミナーでは、チュチェ思想国際研究所事務局長が、日本において青年が『
講演後、会場から以下のような発言がだされました。
*マルクス主義とチュチェ思想は何が違うのか。革命の主体について違いはあるのか。
*MORENAのなかには、ブルジョア中産階級もいる。どうすれば内部の矛盾を解決できるのか。
*MORENAは大衆を団結させることに成功した。政府、政党、国民が一枚岩になるための戦略は何か。
発言をうけ、尾上事務局長は以下のように述べました。
マルクスやエンゲルスが活動していたのは19世紀のイギリス、フランス、ドイツなどヨーロッパの発達した資本主義国でした。マルクス、エンゲルスは、『資本論』をはじめとして経済の分析に多くの力を投入し、経済が発達して社会が発展していくと結論をだします。
ロシア革命が勝利した後ソ連は、経済を発展させていきましたが、人々の思想はかわりませんでした。
共産主義の原理は、一人はみんなのために、みんなは一人のためにということです。
民衆が主人として登場した自主性の時代においては、敵にたいしてたたかうことも必要ですが、団結してたたかうことが重要であるとチュチェ思想は教えています。
人々を団結させるためには、人を愛し、信じ、服務しなければなりません。
メキシコの新政権には、未来を創造する新しい政策をうちだし、多くの人々を団結させていくことが求められているのではないかと討論がおこなわれました。