自主時代をきり拓く金正恩委員長の誕生を祝賀して

チュチェ思想新春セミナー 沖縄で開催

新年を迎えて1月11日、チュチェ思想新春セミナーが沖縄県立博物館・美術館において開かれ、参議院議員の髙良鉄美氏、神戸市外国語大学名誉教授の家正治氏、沖縄大学名誉教授の平良研一氏、チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一氏をはじめ全国各地から各界各層の広範な人々が参加しました。

セミナーは、金正恩著作研究会と金日成金正日主義研究沖縄連絡会が共催し、金正恩委員長の誕生を祝賀し、新しい年を輝かせていこうと開かれたものでした。


チュチェ思想に学び日本の自主平和のためのたたかいを


はじめに金正恩著作研究会顧問で神戸市外国語大学名誉教授の家正治氏が開会挨拶をおこないました。

家正治教授は、人々の自主性を擁護し、自主的で平和な社会を実現するためには集団主義思想であるチュチェ思想が大切になっていると強調し、日本の自主平和のためのたたかいをともに力強くおしすすめていきたいと述べました。

つぎに参議院議員の高良鉄美氏が来賓挨拶をおこない、つぎのように述べました。

わたしは国会で沖縄と憲法の問題をとりあげ、誰もが真実を知り、国民のための政治がおこなわれることが大切であると主張しています。日本だけでなく世界的な平和の実現にむけてともにがんばっていきましょう。

セミナーでは金正恩著作研究会共同代表で沖縄大学名誉教授の平良研一氏が「社会主義強国建設の生命線としての教育事業について」と題して講演をおこないました。

講演では、金正恩委員長の著作には人間性と社会的な革命意識を尊重するチュチェ思想がつらぬかれている、教員の「質」は、生徒の学力を高め、国の発展を促進するための源であると述べ、教員には「職業的革命家」としての本分を果たすことが期待されていると強調しました。

在日本朝鮮社会科学者協会会長の李英洙氏が「自主平和を主導する金正恩委員長と朝鮮半島情勢」と題して講演しました。

李氏は、金正恩委員長は自主平和を主導する思想理論を明らかにし、社会主義強国建設を推進し、朝鮮を戦略国家へと発展させ、対外活動を積極的におこなって自主平和を主導していると述べました。

講演をうけて会場から日朝松本市民会議会長の小松清志氏、沖縄で弁護士をしている白充氏らが意見を述べました。

金日成金正日主義研究福島連絡会代表の住谷圭造氏が閉会挨拶をおこない、年頭にあたりチュチェ思想を研究普及して日本の自主平和をおしすすめるうえで大きな力となったと集会の意義を述べて、セミナーは閉会しました。



新春 祝賀パーティーが盛大に開かれる



1月11日、チュチェ思想新春セミナーにつづいて、新春祝賀パ―ティーが那覇市厚生会館において開かれました。

まず沖縄大学名誉教授の仲村芳信氏が開会の挨拶をおこないました。

つぎに金日成金正日主義研究関東連絡会共同代表の花輪不二男氏が、本日の祝賀パーティーの意義は、新春ということと金正恩委員長の誕生を迎えるということにありますと挨拶し、乾杯の音頭をとりました。

つづいて日朝音楽芸術交流会会長の池辺幸惠氏が、小笠原美都子先生のゆかりの曲である十三夜、平壌慕情、桜貝の歌などを披露しました。

つぎに糸満市議会議員の玉城哲郎氏がつぎのように挨拶しました。

安倍政権は沖縄の民意を無視しています。リーダーたる者は実際に現場に行き、沖縄県民の話を一人ひとり聞くべきだと感じました。わたくしも自主の思想、一人ひとりが自主的に考えて行動する姿に学んでいこうと思っています。

参加者はなごやかに交流しながら、今年の活動を積極的におしすすめていく決意をかためていました。