4月3日、郡山市の市民交流プラザにおいて太陽節を祝賀してチュチェ思想に関する研究会が金日成・金正日主義研究福島連絡会の主催で開かれました。
はじめに朝鮮労働党第8回大会慶祝公演「党をうたおう」が上映されました。
研究会は金日成・金正日主義研究福島連絡会事務局長の伊藤忠俊氏の司会で進められました。
在日本朝鮮人総聯合会福島県本部委員長の張泰昊氏が来賓挨拶をおこないました。
研究会では、金日成・金正日主義研究福島連絡会代表の住谷圭造氏が「金日成・金正日主義研究福島連絡会結成以降の経過と現状、及び今後の課題」と題して講演しました。
福島連絡会結成以降の活動
2012年4月15日、金日成主席の生誕100周年にあたり、チュチェ思想世界大会が平壌で開かれ、わたしも参加しました。
福島は2011年に東日本大震災=原発震災があり、広島、長崎につぐ被爆県とも言われるようになりました。福島県には朝鮮総聯や朝鮮初中級学校もあり、日朝友好運動をいっそう強めていく課題もありました。そのような状況のなかで2012年7月に金日成・金正日主義研究福島連絡会を結成し活動してきました。
その後、私は4回訪朝の機会に恵まれ、めざましく発展する朝鮮の姿を目の当りにし、その原動力がチュチェ思想にあることを学習を通して実感してきました。
チュチェ思想の研究会は福島訪朝者の会の主催で一ゕ月に一回程度の頻度で一貫してつづけてきました。
チュチェ思想は、自分の国を守り、自立させ、発展させるたたかいのなかで生まれた思想であるといえます。
朝鮮の真髄はチュチェ思想にあるといえます。
朝鮮は教育を重視することによってチュチェ思想が全社会に脈打っているといえます。
福島の朝鮮学校が休校になったという話を聞きました。わたしたちは今後とも朝鮮学校を支援する会の組織を継続させながら日朝運動にもとりくんでいきます。
一心団結し発展する社会
研究会ではチュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一氏が挨拶し、つぎのように述べました。
朝鮮労働党第8回大会において金正恩総書記は、党の理念として三つ提起しました。
一つは、以民為天です。天のように高く、尊く、力強い人民に徹底して服務していくということです。
二つは、一心団結です。一心団結しているという意味で、朝鮮はもっともすすんだ社会主義国だと思います。
党は母にたとえられます。母ほど子どもたちを慈しみ、責任をもつ人はいません。朝鮮労働党は人民のためにたたかってきたのです。
三つ目は、自力更生です。どんなに苦しくても他人にたよらず、自分の内的力をだして自力でやっていくということです。内的力とは単なる個人の力ではなく、党と人民が一体になった力です。
人民を愛し、人民と一体になってすすんでいくことにより、新しい日本をきり拓く素地を協力してつくっていければと思っています。
最後に司会が、日本と世界の自主化のためにチュチェ思想研究活動を前進させていきたいと挨拶し閉会しました。