4月3日、群馬県教育会館において、金日成・金正日主義研究群馬連絡会の定例研究会が開かれ、労働組合員、市民活動家、学童指導員などが参加しました。
研究会では「朝鮮労働党第8回大会に学ぶ」と題して群馬連絡会共同代表の宮川邦雄氏が報告しました。
宮川氏は全国一般の県本部委員長として、常日頃、非正規雇用の問題や解雇撤回など、弱い立場にある労働者の支援にとりくんでいます。今回は若い組合員を研究会に誘いました。彼らにたいして、初めて聞く話になると思うが、と前置きし、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)に関する情報は日本政府の反朝鮮策動にもとづき悪意にみちあふれているため、朝鮮にたいする正しい理解ができないでいる、朝鮮を正しく理解するためには日本との関係や歴史を学ばなければならないと述べました。
代を継いで社会主義建設をおしすすめる
朝鮮は解放後1945年に朝鮮労働党を創建し、金日成主席を中心に社会主義建設をおこないました。
金日成主席が亡くなった後は、金正日総書記が主席の遺訓を実現するために、困難ななかで社会主義を守りぬいてきました。
いまは、金正日総書記のあとを継いで金正恩総書記が社会主義をりっぱに建設しています。
結びに、つねづね若い人に話していることだが、働く、食べる、寝る、という生活のなかで、雇用を守ったり、賃上げ、労働環境を改善したりすることも大事ですが、それらは社会や国のあり様と深く関わっている、社会や政治にも目をむけて、よりよい社会をつくっていくことが大切です、と述べました。