公平で正義の多極世界をめざして
―沖縄でチュチェ思想と朝鮮に学ぶ研究会が開かれる―
5月16日、沖縄において金日成・金正日主義研究沖縄連絡会が主催して、「公平で正義の多極世界をめざして」をテーマにしてチュチェ思想に関する研究会が開かれ、沖縄の学者による講演と討論がおこなわれました。
集まりには、市会議員、米軍の新基地建設に反対し平和な島をきずくために運動している人、琉球独立のために運動している人、そして沖縄と各地のチュチェ思想研究者が参加しました。
最初に、沖縄大学名誉教授の仲村芳信氏が、琉球独立のために一貫してたたかってきたと自己紹介し、世界においては国際法や国内法を無視して侵略と戦争が繰り返されていると述べ、チュチェ思想にもとづいて、人民大衆中心、自主、自立、自衛の社会主義国家を建設し、強化発展させている朝鮮社会主義の優越性について紹介しました。
つぎに沖縄大学名誉教授の平良研一氏が挨拶し、米国は許すことのできない蛮行を重ねており、それを批判する声が米国内からもNATO諸国などからも出るなど、世界の分裂が強くなっていると指摘しました。また日本国内における軍拡の動きを押しとどめていくために人々の意識を変革していくことが求められていると述べました。
研究会では、弁護士の髙良鉄美氏が講演し、沖縄の基地は米軍の兵站基地、後方支援基地として存在している、それは日本が米軍の戦争に加担していることを意味しており、日本の主権が侵害されていることでもあると述べました。
また沖縄の本土復帰は、日本国憲法でも提起されている戦争を放棄し、平和国家としての道を歩むことを前提とした日本への復帰であるはずであったが、実際には、日本は憲法の理念を捨て去り、戦争への道を歩んでいると述べました。
最後に、チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一氏が、金正日総書記の著作「チュチェ思想について」、「チュチェ哲学を理解する上で提起される若干の問題について」を紹介しながら、つぎのように述べました。
チュチェ思想は、人間の本性を解明した哲学ではなく、人間が世界との関係のなかで主人としての地位を占めることを解明した哲学であると金正日総書記は述べています。このことの実践的な意義は、人間が決心し、団結して努力していくならば、世界を変えることができるが、努力しなければ悪くもなる、要は人間にかかっているということです。
研究会は、公平で正義の多極世界を築いていくうえでチュチェ思想と朝鮮に学ぶことがいかに重要かを示す集まりとなりました。